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俺と裕香ちゃんの間には、少し大きな通りがあり、車やバイク、バギーなどが通ったりする。
その道にお互いが向かい歩いているのだが、俺の声が届いていないらしく裕香ちゃんは脇目も振らずにコチラに走って来ている。
ソコに、1台のコンボイトレーラーが迫っていた!!
クレイ
「!! 裕香ちゃん止まれ!!」
大声で叫ぶが、辺りの騒音に俺の声は掻き消され、裕香ちゃんに届かない!!
クレイ
「クソッタレっっ!!」
俺は歩みからダッシュに変え、裕香ちゃんの元へ急ぐが、トレーラーは刻々と裕香ちゃんに迫る!!
クレイ
「運転手は気付いてないのかっ!? 」
ダッシュしながらトレーラーの運転手を見ると……
クレイ
「居眠りだとっ!? バッカやろぉおぉおぉおぉおっ!!」
俺は上半身を前傾にし、更に加速する!!
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