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クレイ
「ほら、死んでなんか無いだろ?」
右目で軽くウインクをしながら話すと、裕香ちゃんはみるみるうちに真っ赤になっていく…。
……俺なんか変な事したかな?
裕香
「あ、ありがとうクレイお兄ちゃん…。
私、私もう死んじゃったと思った!」
目に涙を浮かべながら話す裕香ちゃん。
クレイ
「だぁ~いじょうぶだよ♪ 俺が絶対『護って』あげるから♪」
裕香
「…絶対?ほんとに絶対?」
上目使いで見て来る裕香ちゃん。
やっぱ女の子の上目使いはヤバいな。
クレイ
「絶対だよ♪ 俺は『力無き者を護る為の兵(ツワモノ)』だから♪」
裕香
「護る為の…ツワモノ?」
クレイ
「ツワモノ。『戦士』とか『兵』、『強者』って意味だよ♪」
俺は裕香ちゃんの頭を撫でながら話す。
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