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裕香
「クレイお兄ちゃんが…戦士。」
少し俯きながら話す裕香ちゃん。
クレイ
「そうだよ、俺は裕香ちゃんを護る戦士……!!」
やはり…来たか。
今、俺と裕香ちゃんの周りをGuarder数人が囲んでいる。
まぁ、ご大層に手にはサブマシンガンみたいなのを持って。
裕香
「く、クレイお兄ちゃん!?」
恐怖から俺にしがみついてくる裕香ちゃん。
俺はGuarder達の『目』を見てみる。
完全に洗脳…もしくは、脳改造をされてるな…可哀想に。
しかし俺はGuarderとは別の所に、凄まじい殺気を感じ、そちらを凝視しながら話す。
クレイ
「いきなり人を囲んで、手には物騒な玩具…なんのつもりだ?」
Guarder
「貴様は素晴らしい身体能力をしている。
我らExcellentに加われ!」
クレイ
「すまない、お前みたいな『人形』に用は無いんだ。
そんな所にいないで出て来たらどうだ?」
俺は殺気の主に話し掛けた。
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