~Victim~

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 ジッと視ていると、ハルバートの身体が残像の様になり、左右に分かれて消えた。 クレイ 「これは…流石にExcellentだな。 だけど、俺には…通じない!!」  瞬間、俺は後ろに向かって右バックスピンエルボーを放つと「ガンッ!!」と言う衝撃音が響いた!! ハルバート 「き、貴様…俺の動きが!?」  俺のエルボーを何とか受けて防いだハルバートが呟く。 クレイ 「アレくらいのスピードなら、わけもないな。 お前以上に速い奴と闘った事があるんでね。」  俺は防がれたエルボーを押し込みながら言う。 ハルバート 「貴様…何者だ?」 クレイ 「言っただろ? 俺は人間だ。 それ以上でも…それ以下でもない。」  俺は押し込んでいたエルボーを解除し、大きく前方に飛び、ハルバートの方を向いた。
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