~Victim~

26/28
67人が本棚に入れています
本棚に追加
/180ページ
クレイ 「…脆いな、今まで自分より強い奴と闘わなかったのか?」  俺は跪くハルバートに近付き、見下ろしながら話かける。 ハルバート 「ば、馬鹿な…、俺が圧倒されるなんて!?」  口元を苦痛に歪めながらハルバートが呟く。 クレイ 「…まだ闘いたいなら立てよ。 嫌なら馬鹿共を引き連れて帰れ。」  俺はジッとハルバートの様子を見る。 ハルバート 「…ざけるな…」 クレイ 「なに?」 ハルバート 「ふざけるなぁあぁあっっっ!! 俺はKingにより造られた最強のExcellentだ!! 貴様の様な輩に負けるはずがない!!」  怒号の雄叫びをあげながら、力強く立ち上がるハルバート。 ハルバート 「貴様に俺の『真の姿』を見せてやるっっっ!! Kingに認められたモノにしか与えられぬ姿をなっ!!」  ハルバートの身体から緑色に輝く光が発生する!!  やっぱり『変身タイプ』の改造人間か…。
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!