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頭の中に語りかけて来る、この声は!?
クレイ
「お、親父!?」
俺は驚きの余りに、口走ってしまう。
『そーだよ、お前は誰の息子なんだって言ってんだボケー。』
し、死人の癖に相も変わらず口が悪い奴だ!!
『俺の名前の意味を言ってみろ、そしたらお前のチンケな悩みなんぞ吹き飛ぶわ!!』
親父の名前の意味ね…そうだよ、そうなんだよ!!
クレイ
「俺は!! 『力無き弱き者を護る為の兵』だっっっ!!」
カッと目を見開きハルバートを睨む!!
クレイ
「ハルバート、俺も見せてやるよ…。
この俺の『真の姿』をな!!」
バッと両脚を肩幅に開き、左手を腰中央(ヘソ辺り)に移動させると、真紅の光を放ち、ベルト『カルマ』が現れた!!
ハルバート
「な、なんだそのベルトは!? 貴様、一体!?」
そして右手を左肩斜め上に構えた!!
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