~Encounter~

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ん、なんか頭?いや額が冷たい。 冷たくて、凄く気持ち良い…… 俺は朦朧とした意識の中…それだけ感じる事が出来た。 やがてゆっくりと目を開けると、目の前に誰かが居る… 誰だ…?目がぼやけて、ハッキリとわからない。 「気が付いた?お兄ちゃん?」 『お兄ちゃん』?……まさか、まさか、まさかまさかまさかまさか!? 俺は一抹の期待を胸にガバッと起き、声の主を確認した!! 「………違う、違うよな…当然か…」 「あ…あの!?えと…!?」 目の前にはアタフタする少女が1人。 恐らく14~15歳くらいの少女。 「ごめん、驚かせちゃったね。ごめんね?」 俺は少女に頭をペコリと下げた。
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