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夜空
星が煌めく夜空には、涙のような流れ星。
そっと君への思いを歌に乗せ、今日も君を待っている。
星が煌めく夜空には、涙のような流れ星。
俺は愛しているのに、君は伝言ゲームを繰り返す。
「もしもし、大槻です。あの、百合さんいらっしゃいますか?」
「あ。大槻くん?今ね、百合は電話に出たくないんだって。姉の私から言っておくから、何か伝言ある?」
「あ、いや。お姉さんに伝言なんて。。。それじゃ、『電話欲しい』と伝えて下さい。なんか携帯掛けても、番号変えられちゃってるみたいで」
「わかった。伝えておく」
夜吹く風は冷たくて、君を待つのも悲しくて。
笑いたいくらいの幸せに、俺はただ浮かれていたのかもしれないね。。
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