episode5~共鳴~

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…ねぇ、たかし呼んだ? 私は来ちゃいけない所に来た気がしたよ。 小5になりまた転校し、亡くなったたかしの真隣に引っ越してきた。 たかしのお母さんは、悲しそうな顔をいつもしてたよ きっと… 私が狂ってゆく姿を… そう…淡々と、見てた… 此処は絶望以外の何者でもなかった… 何をしても否定しかない。 この土地は 【よそ者】 を決して受け入れない。 せめて親の期待だけは裏切りたくなかった。 学校から帰ればひたすら机に向かって、 「勉強好きなの♪」 と言って100点を… 絶対の100点を目指した。 きっと、それが歪みの始まりだったね。
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