プロポーズ

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「ごめん、雪子あのさ俺約束果たしに来たんだ」 「うっうん」 少し照れくさそうに雪子がうつむく。 「雪子…随分と待たせちゃったけど、俺と結婚してください」 雪子が月斗の目を見つめる。 「はい」 こうして俺はあの日の約束をやっと果たす事が出来た。何年雪子を待たせてしまっただろうか。だけど今日のでそれも時効だ。
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