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疲れた様子で四人は大講堂を出ると校門へと向かった。
「そういえば、スコール!お前、教科書とか準備したのか?」
フレアがスコールに聞いた。
スコールは黙ったまま首を横にふった。
「ミーアわ?」
「私もまだなんです。入学金貯める為にギルドに行ってばっかだったので…時間が無くて…」
「そうかぁ~ミーアは特待生じゃないんだもんなぁ~ここ以外と入学金高いからなぁ~。シルフィはもちろん揃えてあるんだろ?」
「えぇまぁ…」
「よし!じゃあ明日、ミーアとスコールは俺と一緒に、教科書買いに行こうぜ!」
フレアが言うとスコールは黙ってうなずいた。
ミーアは嬉しそうに
「是非お願いします!私、他人と買い物行くなんて初めてなんで…凄く楽しみです!」
ニコニコしながら答えた。
「えっ?そうなの?じゃあ明日はついでに色々、街を見て歩くとするか!」
「ハイっ!」
とても嬉しそうにミーアは返事をした。
「あの~もし良かったら私もご一緒させてもらえませんか?」
少し恥ずかしそうにシルフィが聞いた。
「当然いいぜ!人数は多い方が楽しいからな!いいだろ?スコール!ミーア!」
「もちろん!」
ミーアは少しはしゃぎながら答えた。
スコールも黙って頷いた。そして…
「明日、みんな時間に余裕あるか?」
スコールがみんなにきいた。
「俺は特に用事はないけど?」
「私も…ないですわ!」
「私もないですよ!」
「そうか…じゃあ少し遠くになるがみんな連れていきたい街があるんだ…特にミーアわ…」
「あら?珍しいですわね。」
「いやっシルフィやフレアにも見ておいて欲しいんだ!」
シルフィとフレアは顔を見合わせると頷き
「俺達はいいぜ!ミーアわ?」
「私も大丈夫ですよ!」
それを聞くとスコールは少し頷いて
「じゃあ決まりだな!じゃあ明日、10時に《大地の守護者広場》で待ち合わせしよう。」
そういうとみんな頷いた。
するとシルフィが
「それより、今日ははやく帰れる事ですし…皆さん私の城でお食事でもいかがですか?」
皆を食事に誘った。
フレアは申し訳なさそうに
「ごめん!今日は妹のトコいかないといけないから…」
するとシルフィは
「そうでしたわね…コチラこそごめんなさい。」
するとミーアが
「妹さんどうかされたんですか?」
フレアに聞いた。
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