主人公登場

3/3
前へ
/406ページ
次へ
俺は帰路につきバイクを走らせている 「ん?…なっ!?」 キキィィ!! 俺は急ブレーキをしてその人物の前で止まった 「危っねぇ!テメェ…俺を前科持ちにする気か?!」 俺が尋ねると その人物は女性らしい高い声で 「貴方は楢山 刹鬼ね?」 「おい…無視か?」 ちょっとピキッときたね… 「ちょっとついて来て欲しいの。」 「テメェ?!…がっ…」 イミフ女は俺の手首を掴む 鋭い痛みと共に身動ぎが取れなくなる 合気か?!やられた… 動けねぇー! 「逃げられたりすると厄介だからね… 大人しくして」 このシカト女はそう言って俺の手をひねり人気のない倉庫に連れて行く どうやら人の居ない廃倉庫らしい あちこちボロボロになった倉庫が不気味だ… 「つっ!?…ところでこんな場所で話ってなんだ?」 と尋ねる俺に 「実は貴方は元々女の子になる予定だったの」 「はぁ?…ワケわからねぇー!って言うか離せ!」 ナニ言ってんだ?コイツ 「なんで俺が女に成らなきゃいけないんだ?」 「神様のお告げって奴よ」 コイツ…もしかして怪しい宗教団体か? 疑いまくりの俺の視線もなんのその 「貴方は何故、創造神が女性であることを知っている?」 なんでぇ、薮から棒に 「知らねえよ。」 「ハッ…コレだから信心深く無い奴は…」 眉間を押さえて やれやれと言った感じに女性は話し始めた 「女性の体には巨大な力を蓄えることが出来るのよ。 しかもあんたはかなり強い力を持っているから本当なら貴方は女性に生まれるべきだったの」 ふんふん…女は強いって話しだろ… 「だからなんで俺が…」 「貴方の力が巨大すぎるから体に悪影響がでるのよ その証拠に貴方の寿命は後3日よ?」 「マジで?」 「マジで と言うわけで貴方を女の子にします。異論は認めません」 「え?でも、ちょっ、まっ、アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 俺は意識を手放した
/406ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1528人が本棚に入れています
本棚に追加