暴走

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でも、和樹は忙しい。 そんなの、分かってる。 「松本さんっ」 何処かで和樹を呼ぶ声。 ずっと居たいと願っても叶わない。 我慢…しなきゃね。 「いってらっしゃい」 手を振る私に…… 和樹は静かに顔を寄せた。 キス? そう、思ったのも一瞬。 「そのブサイク顔、止めろ」 右手を、強く引かれた。
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