暴走

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和樹に返事をするように、一斉にバイクのエンジンが掛かった。 ボンネットから降りた和樹は、私達3人だけに聞こえる声で 「…行くぞ」 そう言うと、私の肩を抱き後部座席に入る。 そんな私達を見届けた後、シンさんと圭はそれぞれバイクに跨り、光の中に紛れていった。 その、沢山の光達が夜を照らし出しながら、ゆっくりと動き出す。
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