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「なにす……っ!!」
頬を擦りながら顔を赤くする私に小山圭は
「そこになっちゃんが居るから!」
と意味不明な言葉と共に親指を立てた。
その後……
小山圭はシンさんからの鉄槌を受けて、和樹につまみ出された。
シンさんの鉄槌を受けたとき、小山圭は二度目の死んだふりをしていたけど……
冷静に見てみると指先は時々ピクンッと動くし、息を殺しているつもりでも胸が上下しているのがハッキリ分かった。
こんなのに騙された私って何なんだろう……
なんて本気で思うくらい小山圭の死んだふりの才能は無かった。
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