初陣、始まりは彗星の様に

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共和国陣地の敵ゾイドの数は帝国軍の五分の一の二個小隊程だったが、友軍はヨハネ達第一小隊には大型機があるものの、先行していた装甲師団の二個中隊はモルガやイグアンで編成された小型機部隊であるのに対して、共和国にはゴジュラスがいた。 小型機ではゴジュラスに致命的ダメージを与える事はできない。 レッドホーンやセイバータイガーを配備した第一小隊が前面に押し出されるのは当然の成り行きだった。 「やるしか・・・ないな。」 奥歯を噛み締めてヨハネ達は覚悟を決め、レッドホーンが先頭を切ってゴジュラスに突撃をかけた。
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