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まずは宿屋キルシュ亭に近い、ワッフル広場に行く事にしたモニク。
階段を上がると広場の中央に男の子がいるので話し掛けてみた。
ギル「フン、見ない顔だな?だれだ、君は。」
モニク「引っ越してきました、モニクです。」
ギル「モニク…?ああ、父上から聞いている。僕はギル。町長の一人息子だ。君はうちの父上が出していた“すてきな牧場プラン”につられてやってきたのか?」
モニク「うん、よろしく!」
モニクはそう言いながらお辞儀をした。
ギルは左手を挙げ、モニクに挨拶した。
ギル「…まさか、あんな子供だましの客よせで人がくるとはな。実際、この島はさびれている。君が求めているステキな島では無いかもしれない…。でも、僕にとっては大切な島。いつか、本当にだれもが夢見るステキな島にしたいと思っている。君もぜひ、この島の発展に役立つよう頑張ってくれたまえ。」
ギルとモニクは頷きあった。
モニクは次に近くにあった役場に入った。
エリィ「こんにちは!ようこそ、ワッフルタウンの役場へ。あなたの生活をよりよくサポート!観光のご案内もいたします♪ご用件は何ですか?」
モニク「私はモニクといいます。引っ越してきました。」
エリィ「えっ、新しく島に来た方ですか?まぁ、早とちりでごめんなさい。私はエリィと言います。どうぞ、よろしくおねがいします。」
と挨拶をした後、
キャシー「こんにちは~!」
と突然誰かが役場に入って来た。
キャシー「しばらく酒場はお休みになるんでお知らせ、おねがいしま~す!」
その子はふとこっちを見ると、
キャシー「見ない顔だけど、新しく町に来た人かい?」
とモニクの顔を覗き込みながら言った。
モニク「はい、モニクと言います。」
キャシー「OK!モニクさん♪アタシはキャシー!キルシュ亭は夜になると酒場になるんだよ。開店したら来てね♪じゃっ!」
モニクとキャシーさんは手を振り合うとキャシーさんは役場から去って行った。
エリィ「ええと、モニクさん。最初からいろんな事を言ってもこんらんしてしまいそうですし、住む所が決まったらゆっくり観光などしてください。」
モニクは元気よく頷くと役場から出た。
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