第二章 挨拶周り

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まずは宿屋キルシュ亭に近い、ワッフル広場に行く事にしたモニク。 階段を上がると広場の中央に男の子がいるので話し掛けてみた。 ギル「フン、見ない顔だな?だれだ、君は。」 モニク「引っ越してきました、モニクです。」 ギル「モニク…?ああ、父上から聞いている。僕はギル。町長の一人息子だ。君はうちの父上が出していた“すてきな牧場プラン”につられてやってきたのか?」 モニク「うん、よろしく!」 モニクはそう言いながらお辞儀をした。 ギルは左手を挙げ、モニクに挨拶した。 ギル「…まさか、あんな子供だましの客よせで人がくるとはな。実際、この島はさびれている。君が求めているステキな島では無いかもしれない…。でも、僕にとっては大切な島。いつか、本当にだれもが夢見るステキな島にしたいと思っている。君もぜひ、この島の発展に役立つよう頑張ってくれたまえ。」 ギルとモニクは頷きあった。     モニクは次に近くにあった役場に入った。 エリィ「こんにちは!ようこそ、ワッフルタウンの役場へ。あなたの生活をよりよくサポート!観光のご案内もいたします♪ご用件は何ですか?」 モニク「私はモニクといいます。引っ越してきました。」 エリィ「えっ、新しく島に来た方ですか?まぁ、早とちりでごめんなさい。私はエリィと言います。どうぞ、よろしくおねがいします。」 と挨拶をした後、 キャシー「こんにちは~!」 と突然誰かが役場に入って来た。 キャシー「しばらく酒場はお休みになるんでお知らせ、おねがいしま~す!」 その子はふとこっちを見ると、 キャシー「見ない顔だけど、新しく町に来た人かい?」 とモニクの顔を覗き込みながら言った。 モニク「はい、モニクと言います。」 キャシー「OK!モニクさん♪アタシはキャシー!キルシュ亭は夜になると酒場になるんだよ。開店したら来てね♪じゃっ!」 モニクとキャシーさんは手を振り合うとキャシーさんは役場から去って行った。 エリィ「ええと、モニクさん。最初からいろんな事を言ってもこんらんしてしまいそうですし、住む所が決まったらゆっくり観光などしてください。」 モニクは元気よく頷くと役場から出た。image=251217285.jpg
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