第一章 ワッフル島へ

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ポンペイ「…ところでお前さん、あの島には何をしに行くんだい?」 モニク「すてき牧場プランを見て、引っ越して来ました。」 ポンペイ「ほう、牧場プランを見たのかね。じゃあ夢は大牧場ヌシか!そりゃいいねぇ~♪えーっと…お前さん名前は何だったかな?」 モニク「モニクです。」 ポンペイ「そうだった、モニクさんだったな。ワッフル島はいい島だよ。モニクさん。…しかし、その若さで独立とは、ずいぶんしっかりしているよねぇ~。」 モニクは思わず照れた。 ポンペイ「そうそう、モニクさん。誕生日はいつかな?」 モニク「冬の上旬です。」 ポンペイ「冬かぁ~。静かでものさみしい季節だけど、知性的なイメージがあるね。」 モニクはなんだか照れくさくて頭をかいた。 ポンペイ「それじゃ、好きな食べ物は何かね?」 モニク「さかなです。」 ポンペイ「そうかね。この島の食べ物はどれも最高だよ。」 モニクは嬉しくてガッツポーズをした。 ポンペイ「…さぁて、そろそろワッフル島が見えてきたかな。」 モニクはその島を見た。 ポンペイ「あれがワッフル島。静かでとってもいい島!」 ポンペイさんがそう言ったとたん…   ゴロゴロッ! ピカッ!   と快晴だった空が雷が鳴りだし、雨が降ってきた。 ポンペイ「…だったんだが。」 モニク「…だった?」 ポンペイ「…むぅ、いかんな。最近、海があれやすくてね。モニクさん、ちょいと、ゆれるよ!」 モニクとポンペイさんは急いで船の中に入った。 モニクは船の揺れに耐えきれずダウンした。   ポンペイ「………………………………さん。モニクさん!?…だいぶ、ゆれたからな。船よいでダウンしたようだ…。おーい、みんな、宿へ運んであげてくれ!」   モニクの夢の中… 何やらかみの長い美しい女性がいる。 「………………………………………………………………………………。」image=251210019.jpg
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