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モニクが起きると宿のベットだった。
階段を降りると誰か二人がやって来た。
ユバ「おやま!もう起きて大丈夫なのかい?」
モニク「はい!大丈夫です。」
ユバ「なれない船旅だったんだろ?無理はするんじゃないよ。」
モニク「はい!」
コール「ここは島の宿屋ですわ。昨日、町長さんたちがあなたを連れていらしたの。」
モニクはペコリとお辞儀した。
コール「私はコール、この宿屋で働いておりますの。」
ユバ「私はユバ、ここの料理長さ♪」
二人と話していると、もう一人誰かがやって来た。
ジェイク「やぁ、気がついたんだね。何ともなくてよかったね。昨夜は、ずいぶんとうなされていたようだから心配したよ。」
モニクはふと夢の中の人を思い出した。
モニク「そういえば昨日夢でかみの長い美しい女性が現われたんですよ。」
ユバ「かみの長い美しい女性?…まぁ、イヤだよ、この子はっ!こんなおばあちゃんにおせじなんか言うもんじゃないよっ♪」
ジェイク「お母さん、落ち着いて。美しいというなら妻のコールしか思いあたりませんが…。」
コール「まぁ、あなたったら…。」
コールは恥ずかしそうに照れた。
ジェイク「おっと、私はジェイク、このキルシュ亭の主人だよ。そうそう、町長のハーバルさんが君に会いたがっているよ。牧場主になりたい若者って聞いて、とてもよろこんでいたよ。」
モニクは町長のハーバルさんに会うためにキルシュ亭の外に出た。
するとタイミング良く、町長のハーバルさんがやって来た。
ハーバル「おはよう!モニク君♪元気そうでなによりだよ。私がこの町の町長ハーバル!よろしくなのだよ。いやいや、いい朝だね。…えーっと、…うん。ようこそワッフル島へ!」
モニクは町を見渡した。
ハーバル「ここ、ワッフル島はね、とても良い島なのだよ!ほら、歴史ある町なみがやさしい温もりを感じさせてくれるだろう?さて、きみ!このワッフルタウンを案内しようかね?」
モニク「ハーバルさんさいこう!」
モニクはそう言うと拍手を送った。
ハーバル「うむっ!!うれしいのだよ!さてさて…。なんと!ここがワッフル島ゆいいつの町ワッフルタウンだったのだよ!」
モニク「それでそれで?」
モニクは頷きながら訊いた。
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