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翌朝8時半。
俺はバイトに出かけていた。
違うコンビニで朝と夜働く、1日中暇な俺に出来る特権だ。
昨日の『暗躍部隊』とか言う会社は今日スタッフを遣わすとか言っていたが、俺の住所を聞くのさえ忘れて切りやがった。
あんなやたらな会社は初めてだ。 採用を告げられても働く気がしねーっつーの。
「いらっしゃいませー。 お箸は要りますか?」
マニュアル通りに受け応えて客に接する。
客もそれが当然のような顔で出て行く。
レジ打ちをしていて少し嬉しい瞬間はなんと言っても美人な客。
レジからなら直視しても怪しくないしまず気付かれない、それだけが楽しみだ。
客がカゴを置いた。 結構な美人だ。
整った顔に良く似合う眼鏡。 無駄な肉が付いていない女性的な肉体。
最後の決め手は何と言っても、胸がでかい。
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