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「・・・なぁ、あんたさ」
いきなり声をかけられ
右を向くと
悟って人が私を見ていた。
「何組?」
「・・・へ?
三組だけど?」
「やっぱりそうか~!!」
「っ!?;」
悟って人は
いきなり大声で言ったから
私は驚いた。
「あんた、三組の
美人だけどめっちゃ喧嘩が強いっていう木崎沙苗だろ!?」
「・・・・三組の木崎沙苗です;」
なんなんだこの人・・・。
あぁ~だんだんイライラしてきた。
「・・・悟くんって
沙苗のこと知ってるんだ!」
美咲が会話に入ってきた。
こいつ、ゲームは
どうしたんだ?;
「当たり前じゃん!
一度、手合わせしてみたくて」
「・・・は?」
悟って人は
私を睨む。
「俺と、手合わせして?」
バッキー!!
ドタドタ
「あらら☆
沙苗怒らせた!!」
美咲が笑いながら言う。
私は悟って人を
右ストレートで殴り
悟って人は椅子から落ちた。
「・・・木崎さん」
「木崎さん・・」
はっ!!
そうだ、橋本くんと宮内くんが見てたんだ!
私、またやっちゃったんだ。
イライラすると
口より先に手が出てしまう。
もう・・・嫌。
絶対嫌われた。
私はその場から
逃げるように出ていった。
「沙苗!!」
美咲が呼んだけど
私は店を出る。
もう、嫌だ
こんな癖・・・・。
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