28人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・んでさ、俺帰るから」
・・・聞こえちゃった;
きっと送った後
帰るんだろうな。
合コン嫌だって言ってたし。
「はっ!?何言ってんだよ!!
出来る訳ねーじゃん!!」
あんな可愛いうえに
ハスキーボイスなんだよね・・・。
私よりちっちゃいし♪
「ちょっ!!おいっ!
・・・何なんだよ;」
橋本くんは電話をきり
ため息をつく。
「・・・あっ」
橋本くんがこっちに気がついた。
「・・・自転車、それ?」
「うん」
「それじゃ、行こうか」
私は自転車を引っ張りながら
橋本くんの隣に行く。
「橋本くん、自転車は?」
「俺?歩きだよ」
「・・・はい?」
「だって、電車で来たし」
・・・まぢっすか;
「じゃあ、送らなくて大丈夫だよ
橋本くん大変「だからニケツな!」
「・・・はいっ!?///」
橋本くんが
私から自転車を奪う。
「ちょっ!!橋本くん!?///」
「ほら、乗って!」
橋本くんの可愛い笑顔が
私に直撃する。
・・・うっ!!
やばい、輝きすぎて
直視できない。
「・・・何してんの?」
「え!?///
な・・何でもないよ!!」
仕方なく私は
後ろに乗り
橋本くんに送って貰うことにした。
「俺につかまっていいからな」
橋本くんが
前に向きなおしながら言う。
「・・・うん///」
私は橋本くんの背中のYシャツを掴む。
橋本くんは
不思議な人だと思った。
なんだか、殴っちゃう癖も
全然出ないし
可愛いし♪
仲良くなれそうで
凄く嬉しかった。
最初のコメントを投稿しよう!