しつこい男子は嫌われます!

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「トロイよ、お前ら」 そう言うと 橋本くんは・・・・ ・・・・え? 人って・・・あんなに跳べるの!? って思ってしまうくらい 頭上高く飛び上がった。 「なっ!?なんだあいつ!!」 「俺? 俺はね・・・」 橋本くんは 片足を前に伸ばし そのまま、一人の不良に 急降下した。 「ぐはっ!!」 橋本くんのかかと落としが 見事に頭に直撃! 不良は倒れ、ピクピクしていた。 「・・・俺は、橋本家が代々継ぐ 橋本流奥義を受け継いだ 橋本家、次男 橋本 春だ!!!」 「・・・奥義?」 ・・・はて、橋本流奥義って 何? 「っ!!何だかわかんねぇが やっちまえ!!」 不良達はまた 橋本くんにもう攻撃をしようとする。 「じゃあ、いきますよ」 橋本くんも 構えて不良達の動きを見る。 「どりゃあっ!!」 不良の拳や蹴りが 次々と橋本くんを狙う。 「橋本くん!!」 私は心配して叫んだが その心配は いらないようだった。 パシッ グイッ ドンッ!! 「かはっ!!」 「グハッ!!」 橋本くんは ギリギリのところで避けたり 拳や蹴りを受け止め カウンターをくらわせたりと 次々と不良を倒していった。 なんと言っても その身軽さは 普通の人が出来るものでは ないと思った。 「この~!!!」 シュッ パシッ 「お前ら・・・弱すぎ」 そして 橋本くんは・・・ バキッ!! 「だはっ!!」 一人残らず 倒してしまった。
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