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――――――……… キスをしながらもつれ合うようにベッド沈む。 初めは触れるだけの軽いキス。 そしてどんどん深くなるキス。 何度も角度を変えて息をするのも儘ならない。 生々しい音が耳に入る。 「ふ、じ……わら、ぁ……」 「………いのもと」 息が出来なくて背中を叩くと唇が離れる。 「ゆっくり、しろよ」 息を整えながら言う。 「悪い」 小さく謝罪され頷く。 目をつむると瞼にキスを落とされる。 瞼 額 頬 鼻 そして耳に行き着く。 耳たぶを口に含まれ、耳の中に舌が入る。 くちゅ、という音が直接脳を刺激する。 「………ゃ……ん、…」
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