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「はぁ…んっ……あぁ、」
突き上げられるたびにあがる声。
抑えたくて下唇を噛み締める。
だけどそれじゃキス出来なくて。
パタパタと顔にかかる藤原の汗。
ギュッと閉じていた目を開くと、藤原。
ボーッとする頭でも分かる
死に近づく姿。
昔は小デブとバカにできた体も今じゃ弱々しくなって。
「ふ、じ……んっ………わ、」
「、なに………?」
「……もう、…いっ…よ……」
もう、良いよ。
俺に気を遣うのはやめろ。
そんな悲しそうな顔見たないんや。
俺に伝えたいことあんねやろ?
隠してるつもりかも知れん。
でも分かってしまうんや。
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