むかしの話

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眠い。 うまく眠れていない日常にプラスして、今日は彼が来たからだ。 昔から嫌なことがあると眠くなる(気がする) 彼とは一ヶ月ぶりに会った。 あたしが酒のつまみを作って、お風呂わかして待ってて、彼はつまみをおかずにごはんを食べて、あたしは晩酌…。 だっていつも車でくるんだもん。 今夜のあたしの用意したアテは、鶏の酒蒸しをザーサイとラー油で和えたの。 焼き枝豆焼き醤油。 豊の紅梅 高菜の古漬いため。 彼は近くのホモ弁で野菜炒めを買ってきていた。 あたしのうちは弁当屋の近くだ。 彼はうちに出入りするようになる前に、 『こいつの部屋に出入りするようになったら、きっとこの弁当屋で弁当買って遊びにいくんだろうな。』 と、思ってたらしい。 付き合って三年。 やっとくだんの弁当屋でおかず購入…。 『よかったね。やっと買えて』 としか言いようがなかった。 あたしはなにげに料理は好きなのだ。 もっと早く、弁当屋の話を聞いていたら、疲れた体にムチうって夕飯作って待ったりすることもなかったのにね…。 あー眠い。 今日は眠れるかな。 もう普段寝る時間より3時間も過ぎてるけど…。
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