8人が本棚に入れています
本棚に追加
ある日…
僕が仕事のお昼休みに家に帰ると
君は家にいた
いつもなら
土日以外は、例え講義が1講しかなくても
1日中、学校に行き
絵を書いているような君が
家にいた
「優香!?!?体調でも悪いの??」
僕は焦って君に近づくと
君はニコリと笑い
「ただ…今日は休みたかったの」
とだけ言った
僕も仕事がまだこれからある身だから
追求している暇もなく
「そっか…ゆっくり休んでね」
と声をかけて家を出た
あれだけ頑張っていた君だ
きっと明日からは
元気に大学に行くだろうと
僕は思っていた
人間…
誰だって
理由もなく1人でいたい事ってあるものだから
最初のコメントを投稿しよう!