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なっ何なんだ
本が浮いてる！？
浮いてる本を見ていたら
急に頭に
"何が読みたい"
と聞こえた
…ここは正直に言うか
｢2番目の棚の右から4番目｣
よし、言ったぞ
"お前見る目あるな"
…何が？
"あれは俺様が考えた小説だ"
マジで!?
…つかまた読心術？
"その本読んで学べ"
あ、これ読心術の本なのか
そう思いながら俺は小説をよんだ
すげぇ、分かりやすい
"だろ？俺様に感謝しやがれ"
…何故だ
"分かりやすいようにしてやってんだぞ"
…ありがとうございます
"素直でよろしい"
そこで声が聞こえなくなったので
俺は静かに小説をよんだ
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