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マコトと一触即発になったケンイチ。
しかし、その日のうちにサユリが居るからと、また3人で遊んでいるケンイチ。
彼はそれほどサユリが好きだった。
夏休みに入った。
ケンイチはサユリが好きそうな映画のチケットを2枚手に入れた。
そこでケンイチはサユリを誘った。
彼はサユリにまだ未練があった。
するとそのメールがマコトにバレてしまった。
その時、マコトはケンイチにこう言った。
「サユリと2人にはさせない、サユリに手を出すな。」
当然の言葉であろう。
ケンイチは思った。
「俺だって応援していればそんな事はしない。その行動の意味をわかってないのか手島は…。」
ケンイチはまたこのセリフを出した。
「いい加減気付こうよ。」
ケンイチとマコトはその日メールで少し喧嘩をした。
夏休みが終わりに近付いた頃。
ケンイチは親友の今宮マサルも一緒に、マコトとサユリに久々に会った。
すると、とんでもない事を聞いた。
「私今マコトの家にずっと居るよ。」
「今度マコトの家までの定期を買う。」
ケンイチは腹で怒り狂った。
「半同棲状態じゃないか。ふざけんな。」
バド部合宿の前にもマコトの家に泊まったサユリ
「アイツら夏休み中何回ヤッたんだよ。」
少年はさらに壊れていく…
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