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伊織「…大丈夫か?忍。」
心地良い疲労感に 身体をベッドに預けていると 伊織さんが優しく声を掛けてきた。
忍『…はひ?…大丈夫…です…』
まだまだ息の上がっている私の声に 彼は小さく笑っている。
いや…笑いごとじゃないでしょ?
伊織「お前は…まったく…可愛いなぁ…」
しかも 笑いながらとんでもないこと言ってます。
やっぱり 壊れている?あなた。
彼は私の短い髪に触れながら 私の頬にキスをする。
忍『…からかって…いるでしょ?』
伊織「いや…かなり本気。お前は何度でも俺を惚れさせる女だよ。」
何っ?!この人?!
疲れ過ぎで 脳が腐ってしまった?!
私が頭をフル回転していると 彼の唇は私の耳元にキスをした。
そして
伊織「…もう1人 子供を作るか?」
その言葉に 私は彼を軽く睨みつけた。
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