呆れ顔の忍

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日曜日の朝。 ユサユサ。 ぅん?誰かが 私の肩を揺すっている? 私の身体が前後に揺れている… 忍『…ん…ぃゃ…まだ…』 眠いんです。最近 何をしても眠いんです。 すると 揺れていた身体はピタリと止まった。 ああ…これで眠れる… 再び 安眠の海に飲み込まれそうになったとき ピタ。 温かく大きなものが 私の頬に触れた。 忍『…あっ…たかい…』 取り込んだばかりのタオルみたいに いい匂いがした。 思わず 私はそれに手を当てて 頬をすり寄せた。 伊織「ほぉ。お誘いだな?」 .
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