呆れ顔の忍

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忍『何で起こしてくれなかったんですっ!!』 ベッドから飛び起き 急いで服を着替える。 伊織「悪いが 7時から何度も起こしているんだ。」 ドアの向こうで伊織さんが答える。 ようやく着替え終わり ドアを開けると 仁王立ちの伊織さんがこちらを見ていた。 忍『すいませんでした。寝坊しまして…』 頭を下げ 伊織さんに謝ると 彼は私の頭に手を当てた。 伊織「ほら 謝らなくていいから。俺もお前の起こし方が甘かっただけだ。今度から容赦しないから。」 容赦…しない? 最後の言葉が引っかかり 顔を上げると そこには 悪魔のように微笑んだ伊織さんがいた。 .
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