呆れ顔の忍

9/12
前へ
/438ページ
次へ
忍『はっきり言って 伊織さんが食べたかったんでしょ?!』 伊織「当たり前だろ。」 私達は海岸沿いのイタリアンレストランに来ています。 オープンカフェでは 潮風が優しく流れてくる。 そして… 目の前では 伊織さんが エビのゴールデンソースのかかったパスタを食べています。 私はシーフードドリアを食べています。 伊織「いい所だろ?」 フォークの動きを止め 私を見つめて話し出す伊織さん。 忍『目の前が海っていうのがいいですね…』 私が食べるのを止め 海岸を眺めていると 伊織さんが話した。 伊織「ここなら 無理して食べなくてもいいし 気分が悪くなっても 潮風で紛れるだろ?」 .
/438ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19890人が本棚に入れています
本棚に追加