初体験に戸惑う伊織

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伊織『ただいま。』 玄関先で忍に声を掛ける。 忍「お帰りなさい。」 彼女がキッチンから 慌てて走ってくる。 キラキラした大きな瞳で俺を見上げる。 家で誰かが待っているなんて…本当に幸せだ… 忍「お土産 ありますか?」 人がやっと家に帰ってきて これか? ほんの少しイラッとしたので 忍の柔らかい頬を摘まんでみる。 忍「なゃっ?!なゃにほ…」 忍が慌てふためく姿を見て 気持ちが落ち着いてくる。 やはり 1日一回は忍をからかわないと 落ち着かないみたいだ。 .
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