初体験に戸惑う伊織

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彼女の前には 出来上がったばかりの夕飯が並んでいる。 伊織『手伝おうか。』 忍の返事を待たずに 目の前の皿をテーブルに運ぶ。 忍「ありがとうございます。」 後ろからパタパタと足音をさせながら 彼女が用意を続ける。 伊織『キノコの和風パスタか…』 忍は相変わらず 面白い女だ。 結婚するとき まるで 捨て台詞のように 「パスタを食べさせてやる!」と言い 週に2回は パスタを作ってくれる。 確かに パスタは好きだけど 強制した記憶は無いんだが… .
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