初体験に戸惑う伊織

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ベッドの上に 静かに彼女を下ろす。 忍「伊織さん?」 ベッドの横で跪いている俺の顔を 不思議そうに見る忍。 伊織『なぁ…忍。優しくするから…』 忍の肩に左腕を回し 右手で彼女の顎を支える。 忍「な…何を…」 裏がえった声を出し 瞳だけキョロキョロ動かす忍に 思わず笑いそうになった。 更に彼女に近づいて 柔らかく 温かいその唇に 俺の唇を軽く当てる。 チュッ。 忍「な…んっ?!」 すぐに唇を離し 忍の顔を見つめると それは真っ赤な顔をしていた。 .
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