初体験に戸惑う伊織

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伊織『今まで我慢していたから かなり限界なんだ。』 忍「何のことです?」 忍が入院してからずっと キスだけだった俺達。 怖くて それ以上に出来なかった。 俺が分かり易く言ったつもりでも やっぱり伝わらなかった… あんなしっかりした両親や 弟がいるのに… コイツだけ 鈍感というか…理解力が無いというか… 軽く頭を横に振って 忍をゆっくりと押し倒した。 伊織『今からお前を抱く。ただし 子供に何かあったら困るから 優しくするからな。分かったか?』 俺の下で 目をまん丸にした忍が 口をパクパクとさせている。 伊織『何だ?』 忍「いゃ…その…」 真っ赤な顔のまま 俺から思いっきり目を逸らしている。 忍「…仕方が……違うんです…か?」 両手を顔のところで交差させ 表情を隠す可愛い妻。 .
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