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心配そうに社長が俺を見ている。
伊織『どんな男でも 一度は社長になりたいと思います。』
会長「そうだな。君は違うのかな?」
片方の眉を上げ 怪訝そうな顔で俺を見る会長は ふと 口角を上げた。
会長「ああ… 奥さんの事か?大分 お腹が大きくなってきたみたいだな。」
知ってて 言いやがる…狸ジジイめ…
榊原「分かっているなら 今すぐにこの話を進めず 暫く後にしてみては?」
社長は 何とか助け船を出してくれた。
確かに 今の忍からは 目を離せない。予定日まであと2ヵ月。何かあっては困る。
会長「何を言ってんだ。会社の為に働くのが男の仕事だ。家庭はあとにしたらいいだろ?」
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