19890人が本棚に入れています
本棚に追加
/438ページ
2時間後。
慶「虎太郎♪元気してたか~♪覚えてるか~♪」
ワシャワシャと虎太郎の頭を撫でまわす慶に 虎太郎は精一杯 尻尾を振る。
飼い主は完全無視。
忍『あ…の… 慶くん?』
慶「可愛いなぁ~!虎太郎♪俺と散歩に行くか?」
弟にまで無視されてますか?私は…
忍『慶。虎太郎に会いに来たの?』
慶の後ろで腕を組み 溜め息をつく。
慶「当たり前だろ?こんな可愛い奴 俺が毎日散歩させてやりたいよ♪なっ!虎太郎♪」
ワンッ。
虎太郎は大きな声を出すと 慶の周りをぐるぐると回りだした。
忍『…で 何しにきたの?』
.
最初のコメントを投稿しよう!