賑やか過ぎる誕生日

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朝。 伊織『じゃあ…行ってくる。』 忍「行ってらっしゃい。」 いつも忍は玄関まで見送ってくれる。 身重の身体なのに まるで大きなヒヨコのようにちょこちょことやってくる。 いつも抱き締めたいと思ってしまうが そうなると仕事に行けなくなってしまう… だから 今日も 彼女の愛らしい唇に軽くキスをするだけに留めておく。 チュッ。 伊織『何かあったら電話しろよ。』 忍「は…はい…。」 茹でタコのように真っ赤な忍の頬を 軽く引っ張る。 忍「ひにゃ?!」 何だ?その声は(笑) 伊織『何も無くても電話しろよ。』 すると 忍はいつものように敬礼をした。 .
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