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専務室。
真琴「どう?忍さんの様子は?」
俺に湯のみを渡しながら 真琴が話し掛けてくる。
毎日 昼休みになると真琴がここにやってきて 一緒に昼飯を食べるのが今では日課になっている。
伊織『忍も子供も元気だ。毎日 虎太郎の散歩がしたいとわめいているがな。』
そう言ってお茶を啜ると 向かい側で真琴がクスクスと笑う。
真琴「忍さんのことだから 虎太郎と散歩に行って帰ってこないかもね♪」
伊織『あり得るから怖いんだ…忍は。』
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