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伊織『たとえ傍にいても 声を掛けることぐらいしか…』
実際 あんなに汗を流し 苦痛に耐える為 自分の短い髪を握り締める忍の姿を直視出来ない。
伊織父「確か…【無責任だっ!】って怒鳴られたな…母さんに。」
にっこり笑いながら親父が言った。
忍父「私なんて 頭を叩かれましたよ。【代わってみなさいよっ!】てね。」
忍のお父さんが頭を撫でながら話すと 思わず吹き出してしまった。
伊織『…プッ…ククク…あの お母さんが…ですか?』
忍父「そうだよ?意外かい?」
いや… 出産前の女性は 強いものだな…
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