賑やか過ぎる誕生日

15/22

19890人が本棚に入れています
本棚に追加
/438ページ
伊織『たとえ傍にいても 声を掛けることぐらいしか…』 実際 あんなに汗を流し 苦痛に耐える為 自分の短い髪を握り締める忍の姿を直視出来ない。 伊織父「確か…【無責任だっ!】って怒鳴られたな…母さんに。」 にっこり笑いながら親父が言った。 忍父「私なんて 頭を叩かれましたよ。【代わってみなさいよっ!】てね。」 忍のお父さんが頭を撫でながら話すと 思わず吹き出してしまった。 伊織『…プッ…ククク…あの お母さんが…ですか?』 忍父「そうだよ?意外かい?」 いや… 出産前の女性は 強いものだな… .
/438ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19890人が本棚に入れています
本棚に追加