賑やか過ぎる誕生日

18/22

19890人が本棚に入れています
本棚に追加
/438ページ
伊織『……忍…』 名前を呼ぶことしか出来なかった。 弱々しく俺を見る彼女が あまりにも強く見えた。 忍は それだけを思って 痛みを耐えている… それなのに 俺は何も出来ないでいる… 忍「い…伊織さん…」 小さな呼び声に 目をやると 忍はニコッと笑った。 伊織『どうした?』 忍「…アイス食べたい。」 こんなに痛がっているのに お前の頭の中は食い物か? 伊織『すぐに買ってくる。』 そして 簡単に負けてしまう俺。 .
/438ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19890人が本棚に入れています
本棚に追加