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ちょうどタイミング良くお袋達が帰ってきたので そのまま病室を出た。
ロビーにある自販機でアイスを買っていると 携帯が鳴り出した。
♪~♪~♪~
ピッ。
伊織『はい。』
真琴「兄さんっ?!忍さんが入院したって本当?!」
伊織『何で知った。』
真琴「だって お母さんが教えてくれたの!ところで 忍さんの具合はどうなの?」
五月蝿いな…
伊織『まだ産まれてない。』
ピッ。
それだけ答えて電話を切った。
伊織『掛けてくるなら 産まれてからにしろ。』
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