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アイスを持って病室に戻ると 病室には誰もいなかった。
伊織父「伊織!忍さんが分娩室に入ったぞ!こっちに来い!」
親父が廊下の奥で手招きをしていた。
慌てて親父の傍に行くと 皆が一斉に俺を見た。
伊織『ん?』
伊織母「あなたがパパになるなんて…」
溜め息をつきながらお袋が言った。
伊織父「私もおじいちゃんか…」
親父は腕を組み 見上げて言った。
忍母「認めたくないけど…おばあちゃん…なの?」
忍父「孫…か…」
何だ?この空気は?
皆が完全にトリップしている。
呆然と見ていると 大きな声が聞こえてきた。
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