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優弥を寝室に連れて行く伊織さんを見ながら 夕食の準備をする。
テーブルに並べていると伊織さんが戻ってきた。
伊織「煮魚か。よく作る時間があったな。」
椅子に腰掛け テーブルの上に並ぶお皿を眺めながら 小さく呟いた。
忍『圧力鍋ですよ。案外 短時間で作れました。』
ご飯を彼の前に置き 微笑みながら答えた。
伊織「……圧力鍋?」
忍『意外ですか?』
向かい側に腰掛けると 口元に拳を当てながら考えている伊織さんに問いかける。
伊織「いや……うちに圧力鍋って あったのか?」
忍『………ご自分の家にある物を知らないんですか?』
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