19891人が本棚に入れています
本棚に追加
/438ページ
エレベーターに乗り込もうとした時 背後から聞き慣れた声がした。
真琴「おはようございます。あら!忍さんじゃない!元気?」
忍『おはようございます。真琴さん。相変わらず元気ですよ。』
実は 毎日電話してくる真琴さん。
優雅にエレベーターに乗り込んできた。
部長「おはようございます!垣内さん!ワシも元気ですよ!」
真琴「そのようですね。今日もお仕事頑張りましょうね。」
部長「もちろんっ!ワシに任せたら どんな仕事もか…」
伊織「その労力を仕事に回せば 仕事は終わっているハズですよね。部長。」
嬉しそうに真琴さんと話していた部長の額(いや…もっと上の方)に たくさんの汗が出てきた。
部長「南川専務っ?!ちょっ…忍ちゃん!今の聞いた?いつもこんな風にワシをイジ…」
伊織「いい大人が 何言ってますか。」
伊織さんは部長の頭上から 冷たい視線を投げている。
忍『真琴さん…いつも…こんな調子なんですか?』
隣にいる真琴さんに問い掛ける。
真琴「今頃訊くの?」
.
最初のコメントを投稿しよう!