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忍「皆さん。本当に ありがとうございました。」
居酒屋の前で皆に頭を下げる忍に 課長達が拍手する。
課長「忍さん。向こうに行っても頑張って。いつでも電話してもいいから。」
課長が忍に握手をすると 次から次に手が伸びてきた。
うっすらと忍の瞳に涙が溢れてきた。
そんな彼女の腰に腕を回し 俺の傍に引き寄せた。
すると 忍は俺の背中を思いっきり握ってきた。
泣き出してしまいそうなのを我慢しているのだろう。
1人1人が忍に挨拶をし 忍も笑顔で挨拶を交わす。
寂しいに違いない彼女は 必死にソレを抑えている。
こりゃあ…帰ったら ボロ泣きしそうだな…
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