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伊織「何故に ビクつく?」
彼が顔を近づけ 私を至近距離で見つめる。
頬に彼の息がかかる。
心臓…止まるかも…(泣)
忍『び…ビクついて…なんか…ヒャッ?!』
首筋を彼の温かい唇がなぞる。
私の身体に 心地良い痺れが走り 甘い期待をのぞかせる。
伊織「最近 忙し過ぎだったからな。ゆっくり構って貰おうか?」
そう耳元で彼が囁いた途端 私の身体は宙に浮いた。
忍『ちょっ?!伊織さんっ?!』
私を抱き上げ スタスタと歩き出した伊織さんの顔を見上げて 必死に声をかけた。
伊織「文句は あとでだ。」
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