スイッチ オフ。そして…

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伊織「怒ることは無いだろ?優弥に兄弟が出来た方がいいだろ。」 忍『…露骨に言い過ぎです。』 この人に 恥ずかしさは無いのか? シーツを引っ張り 頭までかぶってみる。きっと 私の顔は真っ赤になっているに違いない… すると シーツの上から伊織さんは私を抱き締めてきた。 伊織「お前な… 俺達の年齢を考えてみろ。あと5年もしたら 俺は40歳だ。そんなに のん気な事は言ってられないだろ。」 シーツ越しに 彼は耳元で囁く。 なるほど… 確かに 私より年上だから 先のことを考えていたんだ… 私がのんびり優弥の世話をしているのに この人は そんなこと思ってたのか… シーツをずらし 顔を出すと 彼は私の顔を覗き込んだ。 忍『…伊織さん… そんなこと考えていたんですね…』 自分が浅はかに考えていたことに 恥ずかしくなった。 忍『…ごめんなさい。』 申し訳なくて 小さな声で彼に謝った。 すると 一瞬 伊織さんの目が大きく見開いたかと思うと すぐさま悪戯っぽい目に変わった。 伊織「善は急げだ。」 そう言って 彼は私を包んでいたシーツを捲った。 忍『はぁ?!伊織さんっ?!待って下さいっ……ン…』 私の必死な抵抗も 彼の甘くて熱いキスに ただただ 無抵抗になった… .
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